ジェルネイルが伸びたときの対処法|セルフでもできる簡単リペア
ジェルネイルをつけているとだんだん気になってくるのが、根元の伸び。ジェルネイルは約3〜4週間持ちますが、3週目までくると2mmほど自爪が見えてきて見栄えが悪くなってきます。しかし頻繁なジェルのオフは爪に負担をかけるので極力避けたい。まだデザインを変えたくないけど、どうしても自爪のところが気になるという方も多いと思います。
そんなときにさっとカバーできる簡単な方法や、ジェルでのフィルインなど、伸びた部分を目立たなくする方法を知っておけば、次のサロンに行く日まで気持ちよく過ごせます。
目次
1. リペアをする前に確認!
まず、伸びた部分を目立たなくする方法をご紹介する前に知っておいてほしいのが、ジェルを付けて間もなくても、3週間経っていても、どこかしらリフト(浮き)がある場合はこれからご紹介する方法は試さずにすぐにオフしてください。リフトしている状態でそのままにしておくとグリーンネイルなど爪のトラブルの原因になります。必ずジェルにリフトがないか確認してから行ってください。
2. ジェルネイルの長さを短くする
ジェルネイルを短くする方法ですが、爪切りを使うのはNG。爪切りを使うとその衝撃でジェルにヒビが入ったり折れたりします。爪切りの代わりに、ネイルファイル(爪ヤスリ)を使って短くしましょう。
ファイルの使い方はとっても簡単。目の粗い面を爪にあたるようにしてファイルの端の方を親指と人差指で軽く持ちます。他の指は添える程度で。皮膚にファイルがあたらないように指で皮膚を押し下げます。力をいれすぎると逆に削れなくなってしまうので、力を抜いて長いストロークで往復に動かし削っていきます。
まずは爪の先端をまっすぐ削って長さを短くします。
長さが決まったら、左サイドから整えて、角を削り、右サイドまで形を整えていきましょう。全体の形とバランスを見ながら削り足りないところがあれば戻って削ります。
長さを短くするだけでいいならダストを払ってこれで終わり。しかし、エッジに塗っていたジェルを削ってしまっているので、ジェルが先端から浮いてくる可能性があります。浮いてきてしまったらすぐにオフしましょう。
リペアをする場合は長さをファイルで短くしてから以下それぞれの方法へ進んでください。
3. ポリッシュでのリペア方法
ジェルではなくポリッシュでカバーしてしまえば時間もかからず簡単に伸びてきた自爪の部分を隠すことができます。
「サロンが希望日に予約できずに少し期間があいてしまう」とか、
「急に予定が入ったからその時だけどうにか根元の伸びの部分を隠したい」
というときなんかは、こちらの方法がおすすめ。
3.1 クリアベースのデザインの場合
ジェルがクリアベースの場合、ポリッシュのトップコートを塗るだけ。これだけで根元部分もツヤが出てジェルとの境目がわからなくなります。
ピンクとラメのグラデーションデザインなので、根元はクリア、3週間経過したので根元の部分自爪が見えてきてます。
これにトップコートを全体に2度塗りします。
かなり近くで見ると、若干ジェルとの境目がわかってしましますが、トップコートによって根元部分もツヤがでるので遠目だと違和感ないです。
3.2 カラーベースのデザインの場合
カラーベースの場合、ジェルと自爪の境目がくっきり分かってしまうので、根元をカラーで埋める必要があります。
ベーシュのワンカラーネイル、3週間経過しています。これをラメのポリッシュでリペアしていきます。
まず、自爪の部分のみベースコートを塗ります。
その後に、ラメのポリッシュを根元から下に向かってグラデーションになるように塗っていきます。
今回はベージュに合わせてピンクのラメを選びました。ラメだと多少雑に塗っても目立たないのでおすすめです。さらにストーンを乗せるとリペアした感じも目立たずデザインもマイナーチェンジできるので、少し新鮮な気分にもなりますね。
最後に全体にトップコートを2度塗りすればできあがり。境目も目立たず、ラメによって華やかさがでました。
気をつけてほしいのが、ポリッシュでのリペアはあくまでも応急処置。ポリッシュだと劣化も早いので衛生的に考えても、ジェルは4週間ほどでオフしてください。
4. ジェルでのフィルイン
続いてはジェルでのフィルインの方法ですが、
本来フィルインというのはリフトのない状態のベーズジェルを一層だけ残してトップとカラーの部分をきれいに削り落とし、新しいデザインを施すというもの。アセトンを使う必要がなく爪への負担が少ないのですが、ベースを一層だけ残して削るのはプロのネイリストでもとても難しい技術です。プロでもたくさん練習しないと自爪を傷つける危険がある行為なので、セルフでジェルをしている方はベース一層残しのフィルインはしないでください。
今回はデザインは変えず伸びてきた自爪部分のみ隠れるような方法でやっていきます。
4.1 甘皮のケア
ジェルネイルをするときと同様に、ファイルで長さを整えた後に、甘皮を押し上げ、ルースキューティクルを除去します。
4.2 自爪とジェルの境目の段差をなくす
自爪とジェルの境目の段差が目立つ場合はアクリルファイルで段差をなくすようにジェルの根元部分のみを削ります。このとき、間違って自爪を削らないように注意しましょう。もしあまり段差がない場合はこの工程はとばしてください。
4.3 ネイル全体をサンディングする
根元の自爪もジェルの表面もベースジェルとの密着を良くするためスポンジバッファでサンディングします。サンディング後はダストを払い、クリーナーで表面を拭き取りましょう。
4.4 ベースジェルを自爪部分に塗布→硬化
ここからは普通にジェルネイルを施術するのと同じです。ベースジェルを爪の根元の自爪が見えている部分のみに塗って硬化します。
4.5 根元部分にラメラインをひく→硬化
今回はベースカラーがベージュだったので、根元をラメにしました。ここでポイントなのが、あえてベースとは全然違うカラーを選ぶこと。そのほうがフィルインしてる感じが目立たなくなります。ストーンを置いたりシールを張ったりして境目をカモフラージュするのもおすすめです。
4.6 トップジェルをネイル全体に塗布→硬化
最後にトップジェルを塗ってできあがり。トップジェルを塗るときは段差がなくなるようフォルムを整えながら塗りましょう。
仕上がりを見ると、もともとこういうデザインだったように見えますね。違和感が全くありません。クリアベースのデザインの場合は、ベースジェルの後にそのままトップジェルで仕上げれば、特に手を加えることなくフィルインできます。
ジェルの場合は、ポリッシュとは違いリフトがなければそのままつけていて大丈夫です。
5. フィルインするときにおすすめのデザイン
ネイルが伸びてきても目立ちにくいデザインは断然クリアベースやフレンチ、グラデーションなど根元がクリアなデザインですが、根元がクリアじゃない場合フィルインでどんなアレンジができるか見てみましょう。
5.1 ラメをプラス
どんなベースカラーにでも合わせやすいのがラメを加えたデザイン。
シンプルなベージュのワンカラーですが、
ゴールドを足して一気に華やかさが出ます。
5.2 ストーンやスタッズを置く
めんどくさがり屋さんにおすすめなのが、ストーンやスタッズを使ったデザイン。
明るいピンクのワンカラーから、
境目にスタッズを置くだけで違和感なくなります。
5.3 ラインで囲む
ちょっとひと手間加えるなら、ラインで囲んでしまうのもアリ。
ホワイトのワンカラーを、
ブラックの細いラインで囲んでしまいます。一気にモードな雰囲気に。
6. まとめ
リペアで長持ちさせたいなら、最初にクリアベースのデザインをチョイスするのが◎!
応急処置ならポリッシュで、長持ちさせるならジェルでのフィルインがおすすめ。
せっかく可愛くしているネイル、伸ばしっぱなしでズボラな見た目にならないようにしましょう。
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