ネイリティのセルフジェルネイルキット実際に使ってどうだった? セルフ向けジェルネイルキット体験記【第五弾】
ジェルネイルをセルフで楽しむ方がどんどん増えていますが、
気になるけど手が出せていないという方もまだまだいるんじゃないでしょうか。ジェルネイルキットは実際に使ってみないと良し悪しがわからないところがたくさんあります。これから挑戦しようと思っている方は是非参考にしてみてください。
(スペック表だけ確認したい方は→こちら)
目次
1. ネイリティの特徴とセット内容
今回使用したのは『ネイリティ』のジェルネイルキット。プロ向けの製品も販売している日本のブランドで、公式サイトでは輸入品も扱っています。化粧品登録されていますが、カラージェルとトップジェルは日本製なのにベースジェルだけなぜか中国製。オンラインショップ以外にもネイル専門ショップやドラッグストアでも販売してるので、気軽に見に行けます。
ネイリティーのセット内容はこちら↓
【Naility! ステップレスジェル LEDライト付きセット】
①LEDライト
②ベースジェル
③トップジェル
④カラージェル (シアーヌード)
⑤ジェルリムーバー
⑥スポンジファイル
⑦ウッドスティック
⑧おまけ カラージェル(MIXゴールドスター)
⑨おまけ カラージェル(クリアホロシルバー)
⑩おまけ ストーン2種(パール・スワロ)
⑪おまけ オーロラフィルム1枚
この11点で¥7,700−(税抜)。
この点数でこの価格はお得な気がしますが、内容を見てみるとどうでしょうか。ネイリティのセットはカラーが選べません。さらにシーズンによってセットについてくるカラーが変わるようです。
そして、おまけがたくさんついてくる。
ゴールドとシルバーのジェルがついてくるので、実質3色みたいな感じです。ストーンとフィルムもついてきますが、おまけに関しては、使う人はお得ですが、正直いらないかなと思います。いくらお得でも使わないと意味がないので。
2. ジェル塗布
ネイリティのベースジェルは下処理不要と説明書に書いてあったので、下処理はせずにジェル塗布していきます。
2.1 塗る順番
親指→硬化→残りの指4本→硬化
ライトが小さめで5本指入らないので、親指と他の指は別けて順番に塗りましょう。※今回は人差し指のみ試しています。
2.2 ベースジェルを塗って硬化する
ジェルはポリッシュタイプなので、ボトルのふちで筆をしごいてから塗りましょう。
サンディング(自爪の表面を削ること)は不要です。
テクスチャーは柔らかめ。サラサラしています。すぐに流れていってしまいそうなので、素早く塗ってライトに当てます。
爪の先端(エッジ)もしっかり塗りましょう。これで持ちが良くなります。
エッジはカラーもトップも塗るのを忘れずに。
ライトに入れて硬化します。硬化時間は30秒。
2.3 カラージェルを塗って硬化する→2回繰り返す(2度塗り)
一度塗り目は薄く塗ります。
テクスチャーは柔らかめでムラなく塗りやすいですが、ブラシが分厚くて塗りにくい。爪の根元部分が特に塗りにくいです。
ジェルがはみ出た場合はウッドスティックで拭ってから硬化します。
ですが、このウッドスティック使いにくいです。プロ用に販売されているものと同じなので、先端が分厚い。通常プロのネイリストはこれを自分が使いやすい形にファイルで削ってから使用します。
ジェルネイルをする前に、事前にネイルファイルで削って先端を薄くしておきましょう。ウッドスティックを削る時は、アクリルファイル→スポンジファイル→シャイナーと順番に削ると表面が滑らかになり使いやすいです。
硬化後。カラーがシアーヌードなのでほんのり色づくくらいの薄さです。
2度塗り目は少しだけ量を増やして塗ります。
硬化後。
2度塗りでも自爪が透けるくらい薄いです。オンラインショップには半透明と書かれていたのですが、画像で見るともっと濃い色に見えました。サイトで見るのと実際に塗ったのでは色味に違いがあるようです。
2.4 トップジェルを塗って硬化する
トップジェルもテクスチャーが柔らかいので、流れやすいです。はみ出しに注意しましょう。硬化時間は60秒。
未硬化ジェル(表面に残った固まりきらなかったジェルのこと)の拭き取りは不要なので、これで完成。
シアーカラーなので、うるっと感が増しますね。
2.5 ジェルを塗ってみての感想
他メーカーのジェルは基本的に下処理(プレパレーション)が必要ですが、ネイリティは下処理不要でポリッシュタイプなので面倒な手順がはぶけました。加えて、サンディング不要で未硬化ジェル拭き取りも不要。自爪への負担も軽減できて、初心者には使いやすいです。
ジェルはブラシが塗りにくく、テクスチャーも柔らかすぎて流れやすく、気づかないうちに皮膚についてしまいそうでした。色味がネットの画像で見た色と実際の色が大きく違うので、購入の際は実店舗で確認したほうがいいかもしれません。
ウッドスティックも使いにくかったので、セルフ向けならすでに使いやすい形状になっているものの方が良かったと思います。
3. ジェルオフ
3.1 ジェル表面をスポンジファイルで削る(サンディング)
ジェル表面の全体が曇るくらい削ります。
このくらいツヤが消えればOK。
3.2 コットンにリムーバーを含ませ爪に置き、アルミホイルで包む
コットンを爪の大きさに合わせてカットし、リムーバーをたっぷり染み込ませてから爪の上に置きます。
アルミホイルで包んでしっかり密封します。
3.3 15分放置してから、ジェルが浮いてきたらウッドスティックでジェルを剥がす
アルミホイルを外すとジェルがぎゅっと縮まって爪が内側に巻いてきていました。痛みはないですが、圧迫されている感じがします。
ウッドスティックだと全然取れません。ガリガリすると少しずつ表面が落ちてきますが、なかなか自爪が出てきません。
ウッドスティックでは無理だと思ったので、プッシャーで落としていきます。上下に動かしてガリガリ。
下からもガリガリ。とても取れにくいです。たくさんガリガリしたのでけっこう時間がかかりました。
この時、無理矢理剥がそうとしたりプッシャーの力を入れすぎると自爪を傷つけてしまうので、気をつけましょう。取れにくいときはステップ1のサンディングをスポンジファイルではなくアクリルファイルに変えて行うともっとすんなりオフできるかと思います。
オフ後。表面がザラザラしていたので、スポンジファイルで整えました。
3.4 ネイルオイルで保湿する
ジェルオフ後は爪がとても乾燥した状態なので、ネイルオイルでしっかり保湿しましょう。オイルは事前に用意しておいてください。
3.5 オフ後の感想
ネイリティーのジェルは取れにくいです。ガリガリするのにけっこう時間がかかってしまいました。最初のサンディングはアクリルファイルを使うことをおすすめします。目が粗くたくさん削れるので。ウッドスティックで落とせなかったときのためにキューティクルプッシャーも用意しておいた方がいいかもしれません。
4. ネイリティの持ちはどれくらい?
ジェルネイルをする時にやっぱり気になるのが、持ち。これに関しては、技術面や体質などで個人差がありますが、今回私が試してどれくらい持ったかを見て参考にしていただければと思います。
ちなみに、ネイリティーのベースジェルは下処理不要ですが、甘皮がへばりついて塗りにくかったので、甘皮だけキューティクルプッシャーで綺麗に処理してから塗りました。
まずは塗りたて。
2週間経過。
2週間経ちましたが、浮きもなくツヤも綺麗です。
色味が少し白っぽくなってきたような気がしますが。元のカラーがシアーなのでわかりにくいですが、ベージュではなくなっているように見えます。
3週間経過。
3週間経ってもしっかりくっついています。後1週間位は持ちそうです。
5. まとめ
5.1 メリット
- ポリッシュタイプなので簡単
- 下処理不要で手間いらず
- 持ちが3〜4週間
- サンディング不要
- 未硬化ジェルの拭き取り不要でツヤが綺麗
5.2 デメリット
- 硬化時間が長い
- オフが取れにくく時間がかかる
- ブラシが塗りにくい
- カラーがサイトと実物で違う
- ウッドスティックを事前に削らないといけない
- セットについてくるカラーが選べない
- アクリルファイルが必要
6. ネイリティーのスペック表
手軽さ | ◯ |
|
塗りやすさ | ✕ | 柔らかすぎて流れやすく、ブラシが分厚く塗りにくい。 |
硬化スピード | ✕ |
|
ツヤ | ◎ | 未硬化ジェルの拭き取りなしで綺麗。 |
発色 | △ | 薄い |
爪への優しさ | ◯ |
|
持ち | ◎ | 約3〜4週間 |
ライト | △ |
|
センス | ✕ | 製品の見た目はおしゃれじゃない。からーがサイトと実物で違う。サイトが見にくい。 |
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