シャイニージェルのセルフジェルネイルキット実際に使ってどうだった? セルフ向けジェルネイルキット体験記【第一弾】
本格的な製品が魅力のシャイニージェルのジェルネイルキット。
人気ジェルネイルキットの使い方やポイント、実際に使ってみた感想など詳細を丁寧に分析していきます。
これからジェルネイルキットの購入を考えている方は参考にしてみて下さい。
(スペック表だけ確認したい方は→こちら)
目次
1. シャイニージェルの特徴とキット内容
まずはシャイニージェルについて。
シャイニージェルはプロ用の商材も扱っている日本のブランド。ジェルネイル技能検定で使用できるのものも扱っていて、化粧品登録もされています。ジェルは原料や容器などすべて日本製で安心。サロンでも扱っている所があるようなので、品質は問題ないでしょう。
また、ライトが3種類のものから選べるのも特徴。16Wのコンパクトサイズ、36Wの充電式、36WのUVとLED両対応のハイブリッドタイプの3種類 。
36Wの2種類は値段が高いだけあってそれぞれハイスペックですが、正直セルフで自分にするだけならここまで機能性が高くなくてもいいです。今回は16Wのコンパクトサイズのライトをチョイスしました。
キットの内容はこちら↓
【ジェイニージェル ジェルネイルキット11点セット】
①LEDライト(16W)
②トップジェル
③ベースジェル
④カラージェル3色
⑤ジェルクリーナー
⑥ジェルリムーバー
⑦ゼブラファイル
⑧スクエア筆
⑨スポンジワイプ
この11点で¥10,450-(税抜)。
このセット内容でこのお値段は妥当な気がしますが、ジェルネイルをする際に必ず必要なウッドスティックとエメリーボードが入っていないのが残念。カラーが3色ついてくるのは嬉しいポイントです。
2. プレパレーション
ジェル塗布前のプレパレーション(下準備)から。付属の説明書に従ってその通りやっていきます。
2.1 ファイルで爪の長さ・形を整える
一番最初に爪の長さと形をファイルで削って整えます。
シャイニージェルのセットに含まれているゼブラファイルですが、これは人口爪(ジェルやスカルプ)を削るものなので、自爪を削るのには適していません。
自爪に適したものはエメリーボードです。ゼブラファイルだと分厚すぎて削りにくく、間違って皮膚に当たると傷つけてしまうことも。
(ネイルファイルの種類や用途について詳しく知りたい方はこちら)
2.2 プッシャーでキューティクルラインを押し上げる
次に、甘皮をプッシャーで優しく押し上げてジェルを塗りやすくします。
押す力が強すぎると痛くなってしまうので注意しましょう。
説明書にはウッドスティックでも代用可と書いてありますが、セット内容にプッシャーもウッドスティックも含まれていないので別で用意しなけれんばなりません。
2.3 爪の表面をゼブラファイルで軽く削る(サンディング)
サンディングは爪の表面に傷をつけてジェルとの密着を良くするために行います。ですが、素人が自爪をゼブラファイルでサンディングするのはとても危険!ゼブラファイルは目が粗すぎて削りすぎてしまうので確実に爪を傷つけます。
サンディングは爪表面が曇るくらいでOK。セルフでする際はスポンジバッファを使うことをおすすめします。特に自爪が元々薄い方はスポンジバッファを使用しましょう。
2.4 ダストを払い、ジェルクリーナーを含ませたワイプで水分・油分を拭き取る
サンディング後は粉がたくさん出るので、ダストブラシできれいに払い、しっかりとジェルクリーナーで水分・油分を除去します。これでプレパレーションは終わりです。
シャイニージェルの公式サイトで購入する際、スーパーベースジェルはサンディング不要と書いてありましたが、説明書にはサンディングの工程が書かれています。サイトと説明書で矛盾があるのでどちらが正しいのか分かりませんでしたが、とりあえず今回は説明書にしたがってサンディングしました。
『爪に優しい』はずのシャイニージェルですが、初心者が使うと間違って爪を傷つけてしまいそうな要素があるので、なかなか扱いは難しいかもしれません。
3. ジェル塗布
シャイニージェルはジャータイプのジェルです。内蓋が付いているので、事前に使う分のジェルの内蓋は剥がしておきましょう。
また、カラージェルは顔料が下に溜まっていたりするので、爪楊枝などで撹拌(かき混ぜること)させてから使います。
3.1 塗る順番
親指を先に塗って10秒だけライトに入れて仮硬化した後に、残りの4本も塗って5本まとめてライトに入れて完全硬化します。親指を先に仮硬化しないとジェルが下に垂れてくるので。
※今回は中指だけ試してます。
3.2 ベースジェルを塗って硬化する
スクエア筆にベースジェルを適量とって塗っていきます。ジェルを筆にとる際、写真のように片側の筆先にジェルをためるとはみ出しにくくなり塗りやすいです。
テクスチャーは少し硬め。筆はキワのほうまで塗りやすいです。
塗ってすぐは筆跡が若干残るので、セルフレベリング(自然と馴染んでいき表面が滑らかになること)するのを待ってからライトに入れて硬化します。爪の先端(エッジ)を塗るのを忘れずに。
ライトはセルフタイマーが設定できるので、先にタイマーの時間をセットしてからスイッチを押します。
ベースジェルは45秒。カラーとトップジェルは20秒。
ライトに入れて硬化します。
硬化後。
厚すぎず薄すぎず、爪全体を覆うように塗りましょう。この時点では硬化したと言っても表面はベタつくので絶対に触らないように注意!トップジェルで仕上げるまで触るのは厳禁です。
3.3 カラージェルを塗って硬化する→2回繰り返す(2度塗り)
カラージェルはどのメーカーも基本2度塗りでキレイに発色します。ジェルの2度塗りとは一回塗ってライトで硬化してからもう一度塗って再度硬化するということです。
では1度塗り目。
1度塗り目は薄めにしっかりキワのところまで塗ります。カラージェルも少し硬めなのでプロ用に似た感じがします。初心者の方は色ムラになりやすいかもしれません。
硬化後。
発色は濃いめです。1度塗りでもしっかり色がつきます。
2度塗り目も薄めに塗ります。
もしジェルがはみ出した場合は、ウッドスティックで取り除きましょう。セルフレベリングするのを待つのを忘れずに。表面が滑らかになったらライトに入れます。
硬化後。
発色は濃いですが、2度塗りすることでよりキレイに仕上がります。
3.4 トップジェルを塗って硬化する
トップジェルは量が多すぎると硬化熱(ライトに入れて固める時にジェルの温度が上がること)ですごく熱くなるので気をつけましょう。
こちらのトップも硬めなので、筆を動かしすぎるとボコボコになってしまいます。塗るときは優しく撫でるようにして、セルフレベリングを待ってからライトに入れます。
3.5 ジェルクリーナーを含ませたスポンジワイプで未硬化ジェルを拭き取る
最後にジェルクリーナーで表面に残った未硬化ジェル(固まりきらなかったジェル)をキレイに拭き取ります。
完成です!
未硬化ジェルをしっかりふきとることで、綺麗なツヤが出ます。
ジェルネイルをした後はキューティクルオイルを塗ってしっかり保湿することを忘れずに。オイルは事前に用意しておきましょう。
3.6 ジェルを塗ってみた感想
ジャータイプのジェルは面倒な手順が多いです。内蓋をとったり、撹拌したり、あとセットには筆が一本しかついていないので、ジェルを変える度に筆を拭わないといけないのが面倒なポイントです。
ジェルのテクスチャーは全体的に硬め。キワは塗りやすいけど、筆跡が残りやすいので初心者の方には慣れるまで扱いが難しいかもしれません。
ツヤは綺麗でしたが、未硬化ジェルの拭き取りがある点では、拭き取り後に曇ったりして失敗することがあるので初心者の方にはあまりおすすめできません。
ライトのタイマー時間を設定できるのは使いやすくてよかったです。
全体的にセルフ向けというより、ネイリスト目指してる人向けな仕様になっていました。
4. ジェルのオフ
4.1 ゼブラファイルでジェルの表面をサンディングする
リムーバーが浸透しやすくなるようにジェルの表面をファイルで削っていきます。
表面のツヤが消えるくらいでOK。削りすぎると自爪までいってしまうので注意。
4.2 ダストを払い、キューティクルオイルを爪の周りに塗る
皮膚を保護するために甘皮部分にオイルを塗ります。ジェルのところまで塗ってしまうと、リムーバーが浸透しにくくなるので、皮膚の部分だけに塗ります。
4.3 コットンを爪の大きさに合わせてカットし、リムーバーを含ませて爪に乗せる
リムーバーはったぷりめに。
4.4 アルミホイルで指先を包み、約10~15分放置する
今回は10分だけ放置します。
4.5 浮き上がったジェルをプッシャーやウッドスティックで優しく取り除く
10分しか放置してませんが、しっかりジェルが浮いてます。
プッシャーで落としていきます。無理矢理ガリガリする必要もなくポロッと取れました。
4.6 ダストを払い、自爪の表面をスポンジバッファで整える
私の場合は自爪の表面はほとんど傷ついてなかったので、バッフィングしなくてもよさそうです。
4.7 キューティクルオイルで保湿する
ジェルリムーバーの成分に使われるアセトンは皮膚を乾燥させるので、オフ後はしっかり保湿しましょう。
4.8 オフ後の感想
オフの手順は基本的な手順でしたが、アルミを巻いて10分でしっかり浮いていたので比較的オフはしやすいです。取れにくいものは15分置いてもなかなか浮いてくれないので。
ただ、ジェルリムーバーの成分を見てみると、アセトン100%だったのが残念。アセトンを使うと爪がとても乾燥するので、アセトンの量は最低限のものを選びましょう。
5. シャイニージェルの持ちはどれくらい?
セルフでジェルをする人は一番気になる『持ち』。ジェルをするからにはもちが良くないと意味ないです。でも正直持ちに関しては個人差があります。爪の状態や体質、技術面などが影響してくるので。
公式サイトによると、シャイニージェルの持ちは3〜4週間。
実際にどれくらい持ったのか見てみます。
まずは塗りたて。
しっかりプレパレーションしてから塗りました。
1週間経過。
1週間経ちましたがしっかりくっついています。ツヤも持続しています。
3週間経過。
爪先が少し浮いてきてますが、ツヤは綺麗です。しっかり3週間持ちました。
6. まとめ
6.1 メリット
- ライトとブラシは使いやすい。
- オフがしやすい。
- 発色が濃い。
- 本格的にジェルネイルを勉強したり、アートなど凝ったデザインも挑戦したい方におすすめ。
- セルフジェルネイルの無料セミナーが受けられる。
- 持ちが約3週間。
6.2 デメリット
- ジェルのテクスチャーが硬めなので慣れが必要。
- ジャータイプなので撹拌したり、筆を拭ったりと面倒な手順がある。
- セットについているファイルがゼブラファイルしかない。
- 公式サイトと説明書でプレパレーションに矛盾があるのでどちらが正しいか分からない。
- 未硬化ジェルの拭き取りがある。セルフ向けならノンワイプタイプ(未硬化ジェルの拭き取りなし)がおすすめ。
- セット以外にエメリーボード・スポンジバッファ・ウッドスティックが必要。
- ライトが大きくてかさばる。
実際にシャイニージェルを使った感想は、初心者には扱いが難しい。
あくまでも個人の感想なので、この記事を参考にしつつ、自分のライフスタイルに合ったジェルネイルキットを見つけてみてください。
7. シャイニージェルのスペック表
手軽さ | ✕ |
|
塗りやすさ | △ | プロ仕様の硬めなので慣れが必要。細かいアートはやりやすい。 |
硬化スピード | △ |
|
ツヤ | ◯ | 未硬化ジェルの拭き取りがうまくいけば綺麗。 |
発色 | ◎ | 濃い |
爪への優しさ | ✕ |
|
持ち | ◎ | 約3週間 |
ライト | △ |
|
センス | ◯ | 見た目のセンスはプロ用という感じであんまり。カラーバリエーションは多いので気にいる色が見つかりそう。オリジナルカラーを作りたい人におすすめ。 |
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